本の内容もゴールからの逆算で制作しよう

 

今回は、書籍制作の流れを確認しておきましょう。

繰り返しになりますが、最初に決めるべきポイントは次の3点です。

・今後、推していきたいビジネス

・本命商品

・今後のターゲット

 

そのあとは、「本の目次案」を出すことからはじめます。

どんな要素があるのか、最初は現在提供している講座や

サービスの内容やホームページなどで打ち出している、

自分の情報の洗い出しから行いましょう。

 

一見、今回の出版や本命商品と関係なさそうな内容や

コンテンツであったとしても、

棚卸しをして出しておいてください。

 

すべてを洗い出すことで、

自身がどのようなスタンスでビジネスをしてきたのかが

明確になっていくのです。

 

そして、過去の棚卸しがしっかりできると、

次第に、これから先どのような活動をしていきたいのか、

未来が自然と定まります。

 

こうして、軸を定めてから本の制作にとりかかることで、

ぶれずにゴールに向かって進むことができるでしょう。

 

 

 

  • 出版しても、「質」によっては評判が下がってしまう

 

大切なことなので何度もお伝えしていますが、

出版は、ただ本を出せばいいというものではありません。

 

電子書籍は誰でも出版できるため、

いい加減なつくり方でも世に出せてしまいます。

 

ただ、極端に内容が少ない本や、

宣伝だらけの本を出してしまうと、

評判を落とすことにもなってしまいます。

出版の質を保たなければ、良質なお客様は来ないのです。

 

基本的には、読者に

「この本を読んでよかった!」

と思っていただけるような濃い内容でまとめましょう。

 

 

  • 電子書籍は100ページを目安にしよう

 

紙の本は、200ページ前後のものが一般的です。

一方、電子書籍の場合、平均100ページ前後

(WordならA4用紙50枚前後、3万字程度)

のボリュームが一般的です。

 

ページがあまりにも少ないと、

「内容の浅い本だ」

「この著者はあまり信用できない」

と思われてしまう可能性もあります。

100ページを大きく下回らないように、

作成の目安にしましょう。

 

ひと項目2ページなら、

100ページ分の項目には約35項目程度。

 

ひと項目4ページなら、

17〜18項目が必要になります。

 

目次のネタは、計算上の17〜35項目を目安にして、

できるだけそれよりも多く出しておくほうがいいでしょう。

 

一度、数を出してから、読みやすい量に調整する。

この量の調整も、質の高い本にするために欠かせないポイントです。 

 

 

  
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