若い頃、
僕の時間は未来へ向けて無限にあるように思えた。
今、
僕は終末の時間から逆算する。
すると、
人も風景も、そう、何もかもが違って見えてくる。
僕は、疾走する。
(蜷川幸雄)
肺の水を抜いた後、
車いすで劇場へ。
酸素吸入をしながら
「バカヤロー。俺はいつ死ぬかわからないんだ。」
「軽いんだよ。お前の演技は。」
と、怒鳴りつける生き方に
役者は痺れました。
そして、
大きく変わりました。
その変化に
観客は魅せられました。
逆算する生き方。
これは、
誰にでもできます。
先にゴールを決める生き方です。
できるかどうかは考えない。
できるかどうかを考えると
ほとんどの場合、
「できない。無理!」と言う結論に達します。
何故なら
ゴールに到達するには、
たくさんの課題を乗り越えなければいけないものです。
今の自分には、
できないからこそ、
できる自分に変わるのです。
変わることを楽しみましょう。
さあ、
今日も楽しく生きましょう。