誰か、駅員さんに通報して下さい。

「誰か、駅員さんに通報して下さい。
この人、私にケンカを売っています。」

昨日、
山手線の車内。
前の座席の女性が急に立ち上がって叫んだ。

その女性は文庫本を読んでいて、
隣におじさんが座る時に本にコートが触れた。

キッと睨み付けたら、
おじさんが「デブっ」と一言。

そしたら、突然立ち上がり
「誰か、駅員さんに通報して下さい。
この人、私にケンカを売っています。」
と大声で叫び、
「もう、私風邪をひいていて、朝からツイテいないんだから。」
とブツブツ言いながら、隣の車両へ。

出来事は、
隣に座る時にコートの裾が本に触れた事です。

それに対する、反応が
睨み付けと悪口。

そこから引き起こされた感情は
怒り。

この2人は昨日一日ついていない。
いやなことがあった。
なんて、最悪な日だ。
と思っているでしょう。

そして、
多分今日も、
明日も同じように
ついていなくて、
最悪な日を送るでしょう。

出来事をどのように捉えるかで
ツキは変わります。
人生は変わります。

睨まずに、ニコッと笑い。
「すみません。」と言えば
いやな思いはしません。
ついてる人生が舞い込んできます。

笑顔が幸せを呼んできます。

さあ、
今日も一日、
笑顔で楽しく生きましょう。

  
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