ビラ配りっていうのは一種の行みたいなものですよ。
修行の行。
でも、
『ビラ配りつまんねぇなぁ。やりたくねぇなぁ。
けど映画ヒットさせるためにやっとくかなぁ』
って思ってやるのと、
『昨日は900枚配ったけど、今日はどうやって1000枚にしようか』
って真剣に考えながらやるのとでは、
わけがちがいますよ。
捉え方なんじゃないかな、
何事も結局。
たとえばサイズです。
今回は、
ビラというか自分の名前が書かれた名刺を配ってるんですけど、
そもそもビラなんてものは自分も受け取らないですよ。
あんな大きなもの。
手ぶらの男の人だったら、
あんなもん捨てるしかないですよね。
じゃあ、
自分だったら何を受け取るか?
まずサイズに問題がある。
小さければいけるんじゃないか。
名刺サイズにしよう。
名刺サイズなら、自分の名前を書いちゃおう。
僕の顔を知らなくても、名前が書いてあれば
『あ、紀里谷ってあの…』ってなってくれるかもしれないし、
『写真撮りましょう』ともなるかもしれない。
その写真をSNSで拡散してくれたり友だちや家族に見せてくれたりすれば、
1枚の名刺が何十倍にもなって、
1万人に配れば10万人に届くかもしれないわけです。
それはとても大きいですよね。
やれることは全部やらないといけないし、
最も有効な方法を考えないと。
実際にそれを考えて実践していくと、
ビラをもらってくれる人の割合は全然変わってきますよ。
映画監督・紀里谷和明のインタビュー
セミナーを募集する時も同じです。
「やれることは全部やる!」
とても参考になりました。