「あいつは嫌な奴だ。」
と、初対面で決め付ける事があります。
「嫌な奴」って、どんな奴でしょう。
人は、議論をするとき
はじめに自分の考えと共通項を探そうとする。
共通項以外の項目は
意見が違うと分類する。
そして、
意見が違う項目が限度を超えると
「あいつは嫌な奴だ。」と決め付ける。
共通項が多かったら、
話のわかる「いい奴」。
それを
ほとんど無意識で行っている。
でも、それって
あなたと話しが合うか、
合わないかと言うだけ。
「いい奴」か
「嫌な奴」ではない。
「曼荼羅」にどうして、
神仏だけでなく、
餓鬼畜生が描かれているか?
ずっと、
曼荼羅に忌み嫌われるものが
描かれているかを理解できなかった。
清らかなものだけを描けば
気分良く見られるのに、
どうして?
それは、
意見の違う人も全て受け入れ、
排斥しないで、
一緒に抱え持って生きていく。
と言う考えが示されているから。
意見の合う人ばかりを
回りに侍らしていたら気持ちがいい。
でも、
そんな世界は
何も創造性がない。
自分ひとりの世界と同じ。
多種多様な価値観を受け入れる。
その上で、
自分の意見もきちんと伝える。
出会った時は、
とても嫌な奴が、
今は、30年来の友人と言うのがたくさん。
個性の強い奴らとの付き合いが、
今の私とを作り上げた?
感謝してます。
個性派さんたち。
さあ、
今日も楽しく生きましょう。