「あなたが信じてること」を「信じる人」を求める。
アーネスト・シャクルトン知っていますか?
アーネスト・シャクルトンは 1900年、
ロンドンの新聞の片隅に、
南極探検隊員を募集するため こんなメッセージを記した。
『探検隊員求む。 至難の旅。
わずかな報酬。極寒。
暗黒の長い月日。 絶えざる危険。
生還の保証無し。
成功の暁には名誉と賞賛を得る。』
ほんの小さなスペースであったが、
15歳の少年を含めた約5000名の応募を集めた。
南極大陸横断は遭難して、失敗したが 2年かけて、
一人の死者も出さずに生還。
それは、
至難の旅に耐え、 わずかな報酬で、
生還できないかもしれないが
南極大陸横断と言う夢を共有し、
人類初と言う、
名誉と称賛を重んじる志を持った
勇士が集まっていたからです。
この求人広告に応募してきたのは、
この広告が素晴らしいと思った男たちだけです。
彼らは、賭けが好きで、
困難に挑もうとし、
生存本能が強い男たちだけが集まりました。
そして、
シャンクルトンは、自分の信念に共鳴するものだけを雇ったのです。
あなたはセミナーを募集するときに こんな告知をしていませんか?
「誰でも、短期間で簡単に学べます。」
「 今回特別価格、3時間3000円。 」
「あなたのやりたいことがきっと、 見つかります。」
あなたが募集した人は誰でしょう?
1.自分が何をしたいかわからない
2.短期間で簡単に技術が身につくことを求め
3.価格が安ければ、ちょっと試しにやってみたい人
あなたのメッセージから読み取れる
あなたが受講して欲しい人は こんな人です。
本当は、違いますよね。
でも、あなたは誰でもいいから
誰か受けてくれる人を募集しています。
あなたのメッセージに
「Why」はありません。
ただ、講座を開いて、
受講生を募集したいだけです。
そんな講座に来る人に
あなたは何を教えるのですか?
そして、
そんな人にどんな夢を期待していますか?
「あなたが信じてること」を
「信じる人」を求めてください。
楽しくなりますよ。
講座が、
人生が。